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井本商運が内航コンテナ船2隻投入

国交省、熊本地震の災害廃棄物を海上輸送

2016年6月21日 (火)

ロジスティクス国土交通省は21日、熊本地震で発生した熊本市の災害廃棄物を県外の施設で処理するため、井本商運が熊本港から大阪港へ海上輸送し、その後、三重県まで陸送する計画が決まった、と発表した。

国交省、熊本地震の災害廃棄物を海上輸送

井本商運は、国交省の呼びかけに応じる形で、八代港から博多港経由で大阪港まで結ぶ海上バイパス航路を開設するなど、これまでも熊本地震の被災地・被災者を支援してきたほか、熊本市の仮置場でコンテナに詰め込まれた災害廃棄物を三重県の廃棄物処理施設に向けて海上輸送する作業を行ってきた。

今回の計画では、熊本港から大阪港まで井本商運が週3回、2か月間にわたって海上輸送し、その後、廃棄物処理施設へ陸送する。この海上輸送に同社は「第八芙蓉丸」と「舛宝山丸」(72TEU積み)の2隻を投入。総輸送量は2万トンにのぼるという。

国交省、熊本地震の災害廃棄物を海上輸送