ロジスティクス井本商運(神戸市中央区)は、内航燃料油のC重油価格に基づく燃料価格変動調整金を2月1日に変更すると発表した。原油価格高騰に伴う措置。
燃料価格変動調整金は、運輸事業者が燃料費の価格変動に応じてサービス価格に上乗せするもので、「燃油サーチャージ」と呼ばれる。井本商運は、内航燃料油の価格がキロリットルあたり5万1円以上になった際に、5000円ずつの区切りで調整金額を距離に応じて設定している。
井本商運は、2021年11月1日から22年1月31日までの調整金について、6万5001円から7万円のレンジを適用していたが、22年2月1日から4月30日までの7万5001円から8万円のレンジに変更する。それにより、調整金が5割程度上昇する。