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南総通運、メールセキュリティ強化へ新システム導入

2016年6月27日 (月)

サービス・商品ネットワールド(東京都千代田区)は27日、南総通運が情報セキュリティを強化する取り組みの一環として、外部から送られたプログラムをセキュリティ領域で動作させることでシステムの不正操作を防止する「サンドボックス」機能を持ったフォルティ社メールサービス「FortiMail」(フォルティメール)を導入した、と発表した。

南総通運が導入したのは、メールソフトとセキュリティに関連した周辺サービス一式。標的型メール攻撃が悪質化・巧妙化するなか、社員への注意喚起などでは「情報の安全性を十分に保つことができない」と判断した。

メールに特化したサンドボックス機能に加え、ファイアウォールやメール閲覧機能を「フォルティネット」シリーズで統一することにより、セキュリティ運用管理の一元化・効率化を図った。これらのサービスはクラウド環境で運用されることから、物理システムで導入する場合と比べてサンドボックス部分単体機能が当初予算の10分の1程度、システム全体でも3分の2程度にコストを圧縮した。

南総通運では、大手企業や公的機関で大規模な情報流出事件が多発している状況を深刻に受け止め、不正アクセスや情報漏えいへの備えを強化。特に、標的型メール攻撃の悪質化・巧妙化が進み、「社員への注意喚起を行っても、業務に関係する件名があればうっかりメールを開く可能性がある」として、メールセキュリティの強化を最重視した。

南総通運、メールセキュリティ強化へ新システム導入

(出所:ネットワールド)