環境・CSR鈴与シンワートは6日、クラウド型のコンテンツ・マネジメント・サービス(CMS)「ハートコアSaaS(サース)」を遠隔サイトで、20分以内にシステムを復旧する「BCPオプション」を発売したと発表した。本格的なクラウド環境で提供するCMSのBCPサービスは国内初。
価格は、初期費用が200万円から、月額費用が7万2000円からとなっており、BCPオプションにはネクスト・イットのCDP製品「Z-BYS(ジービス)」と、日本人上級技術者による24時間365日の保守サービス「RiMIC」を活用。BCPオプションとして鈴与シンワートがサービス化した。
「ハートコア・サースBCPオプション」は、ブロックレベルの差分バックアップと非同期ミラーリングにより、テラバイトを超える大規模サイトや、ベストエフォート回線など低帯域ネットワークであっても遠隔複製が可能。ハートコア・サースのシステム、データ領域で5分間隔以上のリカバリポイントを設定し、遠隔地ミラーサイト内のストレージに複製する。バックアップデータは最大255世代まで管理できる。
また、サイト規模の大小にかかわらず、20分以内で遠隔地ミラーサイト上にハートコア・サースのシステム、データ領域を復旧する。