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日本郵船、LNG燃料船の開発で物流環境大賞部門賞

2016年6月28日 (火)

認証・表彰日本郵船、LNG燃料船の開発で物流環境大賞部門賞日本郵船は27日、グループ会社のウィングマリタイムサービス(横浜市西区)、京浜ドック(横浜市神奈川区)とともに国内初のLNG燃料船「魁」(さきがけ)を竣工し、この取り組みの環境面が評価されたとして、物流環境大賞の物流環境負荷軽減技術開発賞を受賞したと発表した。同社が部門賞を含む物流環境大賞を受賞したのは、2009年の大賞に続いて3度目。

同社は船舶が排出する環境負荷物質の排出規制強化に対応するため、重油と比べて環境負荷の低いLNGを燃料とする船舶の実用化に向け、研究・技術開発に取り組んでいる。

15年8月に竣工したタグボートの魁は、LNGと重油を両方燃料として使用できる「デュアル・フューエル・エンジン」を搭載している。また、今後も世界初のLNG燃料自動車専用船2隻とLNG燃料供給船を竣工するほか、LNG燃料販売事業への参画を計画している。