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FW、自動搬送ロボットのGROUNDと資本業務提携

2016年6月29日 (水)
▲自動搬送ロボット「バトラー」

▲自動搬送ロボット「バトラー」

サービス・商品フレームワークス(静岡市駿河区)は29日、ロジスティクスとITを組み合わせて利便性の高いサービスの提供を目指す取り組みの一環として、自動搬送ロボット「バトラー」制御システムを取り扱うGROUND(グラウンド、東京都江東区)と資本業務提携した、と発表した。

同社は資本提携の相互の出資比率を明らかにしていないが、業務提携関係を強固にするためのマイナー出資となる。WMSを中心にロジスティクス向けのソフトウェア開発に強みを持つフレームワークスと自動搬送ロボットなどの物流支援機器を担うGROUNDが相互の強みを生かし、より先進的なサービスの共同開発を目指す。

フレームワークスは現在、「コネクテッドロジスティクス」をコンセプトとした次世代物流基盤の構築に取り組んでいるが、今回の資本業務提携によって自社のWMSとGOUNDが扱う自動搬送ロボット制御システムを連結し、次世代ロジスティクスプラットフォームに対する取り組みを加速させる。

▲フレームワークスが目指すコネクテッドロジスティクスのイメージ

▲フレームワークスが目指すコネクテッドロジスティクスのイメージ

同社は6月17日には、動態管理を柱に物流企業向けのITサービスを提供するHacobuと業務提携を結ぶとともに、資本提携を検討することを発表するなど、先進的な物流向け支援サービスを手がける企業と業務・資本両面の提携を積極化している。

今後についても「自社の強みを活かしながら、連携することで付加価値が高まる相手」との提携関係を拡大していく方針。