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産業ファンド、佐川急便利用の物流施設を取得

2016年6月30日 (木)

拠点・施設産業ファンド投資法人は6月29日、横浜市の研究・開発施設と、佐川急便が重要な物流拠点として利用している大阪市の物流施設の信託受益権を取得すると発表した。取得先は非公表。

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▲IIF大阪此花ロジスティクスセンター

同投資法人が取得するのは、横浜市中区の「IIF横浜新山下R&Dセンター」の準共有持分99.7%(取得額38億1000万円)と大阪市此花区の「IIF大阪此花ロジスティクスセンター」(同44億3700万円)の準共有持分51%で、取得日はいずれも7月1日。同投資法人は取得日から2017年3月末までの間、残る準共有持分の優先交渉権も獲得している。同施設は土地面積2万3359平方メートル、総賃貸面積4万6262平方メートル。

此花区の物流施設は、高速道路の出入口や貨物ターミナル駅に近く、大阪の都心部や関西圏に幅広くアクセスしやすい立地で、テナントの佐川急便が関西の重要拠点として長期の賃貸借契約を締結。JR貨物駅の安治川口駅が最寄り駅となっており、佐川急便は同駅とJR東京貨物ターミナル駅間で自社専用の貨物列車「スーパーレールカーゴ」を毎日運行させている。