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海事協会、船舶の電子データ保管システムを運用

2016年7月4日 (月)

サービス・商品日本海事協会は1日、IMO(国際海事機関)の新規定に基づく電子データ保管システムの運用を開始したと発表した。

IMOの「目標指向型新造船構造基準」(GBS)とこれに関連した「業界標準」に適合する「ClassNKアーカイブセンター」のサービスを正式に開始したもの。7月1日以降に建造契約される船長150メートル以上のバルクキャリアと油タンカーは、「シップコンストラクションファイル」を船上か陸上へ保管することが要求されることから、知財情報の保護と規則への適合の両立を図る仕組みとして、アーカイブセンターを立ち上げた。

同センターは日本IBMのクラウドコンピューティング技術を用いて保管システムを整備。海事協会は第三者の立場から電子データを船上・陸上で保管・運用できる環境を提供する。シップアーカイブセンター以外の図書類の保管、管理のプラットフォームとして利用することも可能。