ニトリHD、小樽芸術村｢旧高橋倉庫｣先行オープン

話題ニトリホールディングスは5日、北海道小樽市中心部の歴史的建造物を拠点とした「ニトリ小樽芸術村」のうち、「ステンドグラス美術館（旧高橋倉庫）と併設の「アール・ヌーヴォーグラス館」（旧荒田商会）を7月23日に先行オープンする、と発表した。

ニトリ小樽芸術村は旧三井銀行小樽支店・旧高橋倉庫・旧荒田商会の3棟を拠点とした、ニトリが企業メセナ活動の一環として開設する施設で、ロゴはかつて北のウォール街と呼ばれ、北海道発展の礎を築いた商都・小樽のシンボルのひとつ「旧三井銀行小樽市支店」をモチーフとした。

小樽は明治後期から昭和初期にかけて物流・金融の要所として北海道経済発展の礎となった地域で、往時を偲ばせる数々の歴史的建造物があることで知られている。

2017年春のフルオープンに向け建物周辺の緑地化整備を行い「憩いの広場」をつくることで、「文化継承と感動発信の地」を目指す。

■施設基本案内
観覧料：一般700円/中・高・大学生500円、小学生以下は無料開館時間：9時30分-17時30分（入場時間は閉館30分前まで）
※夏季（7・8月）は18時30分まで開館
休館日：なし（展示入替およびイベント時には臨時休館）