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特車ゴールド申請で不具合、他社の申請書出力

2016年7月9日 (土)

話題関東地方整備局は9日、特殊車両通行許可審査システムのうち、1月から運用開始した特車ゴールド申請で、申請前に確認できる大型車誘導区間の通行条件の算定結果を帳票として出力する際に、ほかの申請者の申請書が誤って一緒に出力される不具合を確認した、と発表した。

7月5日に申請者からの報告があり、6日に誤出力を起こすシステムの不具合の発生を確認した。

誤って出力された申請書には、住所、代表者名、電話番号などの会社に関する情報と、申請車両の諸元、通行経路が記載されている。

ご出力の発生を確認した同地方整備局では、当面の対応として6日に特車ゴールドの大型車誘導区間算定結果帳票の出力を停止し、新たな誤出力が発生しないよう措置し、オンライン申請者用のサイトに掲載。

停止期間中、大型車誘導区間算定結果帳票の出力希望者に対しては、個別に相談に応じる。

また、すでに出力された大型車誘導区間算定結果帳票についても、これまでに同様の誤出力がなかったと、対象となる帳票件数の確認を進める。7月5日に報告された事案に対しては、関係者に連絡を取り、謝罪とともにデータの消去を要請した。

今後はシステム不具合の原因を調査し、システム改修を早急に行うとともに、再発防止策を講じる。