ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵船、三井住友銀の環境配慮評価融資で最上位評価

2011年12月13日 (火)

話題日本郵船は13日、三井住友銀行の「SMBC環境配慮評価融資」で最上位の評価結果に基づく融資条件の設定を受けることになったと発表した。

 

「環境マネジメント」や「環境ビジネスと環境コミュニケーション」のが高い水準にあり、「企業経営で優れた環境配慮を実施している」と判断され、最上位の評価となった。

 

SMBC環境配慮評価融資は、三井住友銀行と日本総合研究所が作成した独自の環境配慮評価基準に基づいて企業の環境配慮状況を評価し、評価結果を「簡易診断」の形で企業に提供するとともに、評価の結果に応じた融資条件の設定を行う商品。

 

日本郵船では、2008年4月にスタートした社長直轄の「環境特命プロジェクト-NYKCoolEarthProject」を10年4月から環境グループに格上げし、「環境経営ビジョン」の中で「2050年までに世界の温室効果ガス排出半減」に貢献するという長期ビジョンを掲げている。

 

具体的な削減目標として「13年までに06年度比原単位で最低10%削減」を掲げ、太陽光エネルギーを動力源の一部とする自動車運搬船へのハイブリット給電システム、モジュール運搬船への空気潤滑システムの搭載など、積極的に環境技術の導入を進めている。