荷主今治造船(愛媛県今治市)は4日、広島工場で建造したコンテナ船「ONE SATISFACTION」を3日に引き渡したと発表した。本船は1万3932TEUの積載能力を有し、多数の冷凍コンテナや国際海上危険物規則(IMDG Code)に準拠した危険物の積載にも対応する。

▲コンテナ船「ONE SATISFACTION」(出所:今治造船)
船体全長は335.94メートル、幅51.00メートル、総トン数は14万233トンで、リベリア船籍となる。主機関にはMAN B&W型7G95ME-C10.6を搭載し、航海速力は約22ノット。ラッシングブリッジは最大4段まで装備され、積載効率を高めている。
本船は最新の流体解析に基づく最適船型と、省エネ装備、摩擦低減塗料の採用により、燃費性能を向上させた。二酸化炭素排出抑制指標(EEDI)は規制基準値に対し60%の削減率を達成し、国際海事機関(IMO)の最新環境基準を大幅に上回る設計となっている。
さらに、SOx・NOx排出規制に対応するハイブリッド型排ガス浄化装置(EGCS)や排ガス再循環装置(EGR)を搭載。バラスト水処理装置や、シップリサイクリング条約に基づくインベントリリストも備えており、持続可能な運航体制を整える。
将来的には、メタノールやアンモニアを燃料とする代替エネルギー対応や、CO2回収装置の装備に向けたコンセプト設計も実施済みで、船級協会より基本承認(AiP)を取得している。今治造船は大型船における環境技術の実装を通じ、脱炭素時代に対応した造船ニーズへの対応を強化する構えだ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。

















