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鴻池運輸、関空で島内梱包開始し輸送時間短縮

2016年7月20日 (水)

ロジスティクス鴻池運輸は20日、関西国際空港の島内で航空貨物を梱包する取り組みを開始したと発表した。

航空貨物の利用顧客が求める「輸送スピード」をさらに高めるため、7月1日から関空内の「航空貨物梱包」を活用した航空貨物一貫輸送サービスの提供をスタートしたもの。

航空貨物輸送時の梱包は通常、空港島外で行われるケースが多く、航空機搭載までの手続きがスムーズに運ばれないというリスクが課題となっていた。こうしたリスクを回避したい顧客から空港島内梱包サービスへの需要が高まったため、島内梱包サービスを活用することにした。

これにより検品、梱包、通関、貨物概要の資料作成を一か所で実施できるようになり、顧客の貨物引き取りから海外の最終納品先までのリードタイムが同社従来比で最大3日間短縮するという。

輸送工程が減ることでコスト削減や梱包現場で作成する撮影画像などの最終データにより、顧客の提供資料を削減し、負担軽減につなげる。