調査・データ沖縄地区税関が4日に発表した航空貨物取扱量(速報)によると、那覇空港は8月も航空貨物の取り扱いがなく、4か月連続で「全滅」となった。
那覇空港は、ANAカーゴが「沖縄貨物ハブネットワーク」の中継拠点として使用していたが、新型コロナウイルスの影響で3月末に同社の沖縄線全便が運休。その他の国際線旅客便も運休となったことから、航空貨物の取り扱いがなくなった。
ANAカーゴは、9月も引き続き運休とする方針を明らかにしており、那覇空港は、前年同月比99%減となった4月も含めると、6か月連続で航空貨物の取り扱いが大幅に減少する見通し。