三菱ふそう、パラグアイに新型トラック投入

国際三菱ふそうトラック・バスは20日、南米パラグアイに新型車両を投入すると発表した。

ダイムラー・トラック・アジア（DTA）として協業する工場で生産したFUSOブランドのトラックの販売を開始したもので、農業が主要産業となっているパラグアイで、農産物、原材料、飲料・食料品などの貨物の長距離輸送需要に対応する。

同国ではアップダウンの多い未舗装の道路を高積載で運搬しなければならず、こうした厳しい環境にも耐えられるよう設計されている新中型トラック「FA」「FI」を販売することで、顧客の選択肢を増やす。同国内に10拠点以上のネットワークを持つ現地販売会社を通じて販売する。

販売するFUSOブランドの新型トラックは、車両総重量9-16トンの中型トラック「FA」「FI」、車両総重量・連結車両総重量25-49トンの大型トラック「FJ」「FO」「FZ」の5機種。