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三井住友建設、物流施設向け鉄骨抑制小梁で初事例

2011年12月20日 (火)
e-ストリングビーム

e-ストリングビーム

話題三井住友建設は20日、構造躯体のCO2排出量削減やコスト低減に寄与する技術として、従来の鉄骨小梁に比べて鉄骨使用量を大幅に削減した特殊架構小梁「e-ストリングビーム」を実用化し、東京都内の物流倉庫に初めて適用したと発表した。

 

e-ストリングビームは、新たに開発した特殊な梁端部構造により、これまでの張弦梁に比べて耐久性を改善した同社独自の張弦梁。大きな積載荷重が載る倉庫の床や、大型トラックが頻繁に往来する大スパンの車路の床にも用いることができる。また、梁せい内に設備配管を容易に貫通させることができるため、特殊用途や複合用途の床にも適している。

 

同社は今後、物流施設へのe-ストリングビームの適用に取り組む方針。