産業・一般住友化学は28日、インド子会社の住友化学インド、SCエンバイロアグロインディア(SCEAI)、ニューケミインダストリー(NCI)を合併し、このほど新会社として営業を開始したと発表した。存続会社は住友化学インドで、本社は引き続きムンバイに置く。
今回の再編により、住友化学はインド事業基盤の強化を図るとともに、経営資源の効率的運用を加速させる。また、急速に拡大を続けている同国市場で、主力の農薬事業や家庭用殺虫剤事業だけでなく、インドでの取扱製品全体で営業力の強化を図り、「数年内には住友化学インドの売上高を100億ルピー(約150億円)にまで拡大させる」としている。