サービス・商品凸版印刷は26日、段ボールを商品形状に合わせて加工した緩衝材「TPトレー」にメタル紙を用る「メタリックTPトレー」の販売を9月から開始すると発表した。
凸版印刷がこれまで行なってきた金型成型技術や表面加工技術により、メタル紙のプレス成型時に発生しやすかった表面の変色やキズを軽減することに成功した。これにより、高級感を演出できるできる仕上がりとなった。
同社のTPトレーは、2000年から販売している段ボール・紙製の緩衝材で、あらかじめ成型されている作りのため、組み立てが不要となっているほか、発泡スチロールの緩衝材と違い積み重ねることができる特徴を持つ。
このため保管性に優れ、作業効率を高めることが可能。加えて、段ボール製なためリサイクルができ、環境にも配慮している。
価格は、緩衝・固定用トレーB5サイズで1個あたり30円となっている。また、この製品は10月4日から7日まで東京ビッグサイト(江東区)で開催される東京国際包装展で紹介する。