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CSE、目的別物品管理パッケージを発売

2012年1月5日 (木)

ロジスティクスコンピュータシステムエンジニアリング(CSE)は5日、物品管理ソフト「Goo2マネ(ぐぐマネ)」に棚卸など5業務へ適用できる機能をパッケージ化した「マスター」シリーズを発売した。

 

バーコードやRFIDなどの自動認識技術を応用した物品管理システムに、什器・備品などの棚卸、各種機材の貸出管理、倉庫の入出庫管理、重要書類・図面などの文書管理、拠点間メール便管理の5業務へ即時適用できる機能を盛り込んだもの。

 

特定業務を想定した機能を組み込んだことで、それぞれの業務に対する適用度が向上しているほか、必要な機能をあらかじめ組み込むことで個別開発が不要になるため、汎用製品であった従来モデルに比べて最短で約半分の期間でサービスインできる。また、スタンドアロン型とネットワーク型の2種類の運用形態を選択でき、単一拠点から多拠点まで幅広く対応できる柔軟性を備える。

 

マスターシリーズは「棚卸マスター」「貸出マスター」「入出庫マスター」「書庫マスター」「メール便マスター」の5業務にそれぞれ対応した構成。棚卸マスターは、机・椅子やPCなどの備品の棚卸管理で、物品の管理部署や所在を容易に把握でき、棚卸作業の効率化を図ることができる。貸出マスターでは、実験や工事などに用いる機材などの貸出と返却を簡単・確実に管理できる。使用頻度情報を集計することで、保有機材の種類・数量の適正化を図ることも可能。

 

入出庫マスターでは、倉庫での入庫・出庫をリアルタイムに把握でき、在庫状況の正確な管理と適正在庫量の維持につながる。書庫マスターは、機械や建物の設計図・管理図面、商取引時に発生する伝票や契約書などを、バインダ単位または書類単位で管理できる。長期滞留品のみ保管場所を変えるなどして空間の有効活用も図れる。

 

メール便マスターでは、発拠点と着拠点の双方で出荷と着荷を管理することで、送り漏れ・受け取り漏れを防止できる。作業履歴も管理でき、内部統制の強化やセキュリティレベルの向上につながる。