日立ビジネスソリューション、物品貸出管理システムを強化

ロジスティクス日立ビジネスソリューションは16日、企業内で保有している書籍や媒体などの物品の貸出管理業務効率化を支援する「レンタルマイスターシリーズ」について、不正アクセス防止機能を強化するとともに、タッチパネル対応などによる棚卸機能の操作性を向上した「レンタルマイスターシリーズVer.1.01」を開発、7月12日から出荷開始すると発表した。

レンタルマイスターシリーズは、日立製作所が開発した超小型の無線ICチップ「ミューチップ」やバーコードを用い、物品の貸出・返却管理業務をサポートする。最小構成で導入しやすい低価格版と、一括棚卸や物品捜索、無断持出し防止などの機能をサポートし、より大量の物品管理を想定したエンタープライズ版の2種類を販売する。

新バージョンでは、ログイン時に連続で所定回数以上パスワードを誤入力するとユーザIDをロックし、ロックを解除するまでログインができなくなる機能を付加。これにより、悪意を持った第三者のランダムなパスワードの連続入力による不正アクセスを抑止し、物品貸出管理業務全般の信頼性を高める。

また、倉庫、書庫など狭いスペースでも棚卸作業を効率よく行うため、タッチパネルで操作できるように画面構成を改善。棚卸機能でも、所在不明が判明した書籍や物品を検索機能の捜索リストに自動的に反映させることができるようにし、所在不明品などの棚卸結果をまとめる担当者の作業負荷軽減につなげる。標準納期は受注後約10営業日。

同社では今後1年間で1億5000万円の売上を見込む。

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日立ビジネスソリューション
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■製品紹介ページ「レンタルマイスター」
http://hitachi-business.com/products/package/customer_sales/rental/index.html