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イオンリテール、店舗に東芝のRFIDパッケージを試験導入

2016年1月27日 (水)

調査・データ東芝テックは27日、短期間に在庫管理や棚卸業務の効率化を図るRFIDハンドリーダー「UF-2200」と「RFID導入パッケージライト」をイオンリテールダブルフォーカス事業部のヤングカジュアルブランド店舗「ダブルフォーカスイオンタウン成田富里店」へ試験導入した、と発表した。

RFIDによる一括棚卸

▲RFIDによる一括棚卸

RFID導入パッケージライトは、RFIDハンドリーダー「UF-2200」用のソフトウエアのほかに、RFIDタグ発行アプリとRFIDサーバーアプリを含めたパッケージシステムで、タグの発行や店舗で必要な入出荷業務、棚卸業務、商品探索業務など、基本機能を低コストで素早く実現できるのが特徴。

商品探索や棚卸時の読取り漏れを防止する自動絞込み機能など、RFIDの特性を活かしたサブ機能を搭載した。

イオンリテール、店舗に東芝のRFIDパッケージを試験導入

ダブルフォーカスイオンタウン成田富里店では、リアルタイムに在庫を把握し、棚卸業務の効率化を図るために東芝テックのパッケージシステムを導入した。RFIDは、サービスの向上やネット販売の拡大、店舗業務の効率化に欠かせない施策と考えて導入したもので、特にネット販売の拡大には、店頭とネットが連携された在庫管理の仕組みが必要で、RFIDによるリアルタイムな店頭在庫の把握が有効だと判断した。

店頭在庫をリアルタイムに把握することで、ネット販売や多様化した顧客ニーズに対応し、タイミングを失することのない商品管理が可能となったほか、売れ筋商品の店舗間移動など、余剰在庫の削減にもつなげた。

ダブルフォーカスではiPhone端末と連携したデザイン性の高いRFIDハンドリーダー「UF-2200」シリーズを導入しており、アパレル店舗のイメージを損なうことなく店頭業務でも使用している。