ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

近畿運輸局、9/1から外国船に「貨物固定方法」集中検査

2016年8月31日 (水)

行政・団体近畿運輸局は8月30日、管内の港に入港する外国船舶に対し、貨物固定方法についての集中検査キャンペーンを9月1日から11月30日まで行うと発表した。

アジア・太平洋地域でのポートステートコントロール(PSC)のため、東京MOUでは、毎年、域内加盟国・地域で一斉に統一したテーマの集中検査キャンペーンを行っており、今年度は貨物固定方法をテーマに実施する。

今回は、「適用される国際条約の要件への適合性を評価する」「乗組員が貨物積付け方法の手順に精通していることを確認する」「貨物の積付け・積付け作業に伴う危険性について注意喚起する」――を目的に行う。

具体的には、コンテナの固体貨物を搭載する船に所持が義務づけられている「貨物固定マニュアル」の内容や実際の貨物の積み付け・固定状況について、あらかじめ定められた質問票に基づいて検査する。