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東北運輸局、9月1日から外国船舶集中検査

2017年8月25日 (金)

国内東北運輸局は25日、外国船舶への集中検査を実施すると発表した。

寄港する外国船舶の航行安全確保、海洋環境の保全を目的としているPSC(ポートステートコントロール)の一環として、アジア・太平洋地域の19か国・地域内で過去8年間の全体欠陥数のうち2番目に多い15%を占める海図の未更新、コンパス、レーダー、GPSなど航海機器の作動不良といった欠陥関連の「航行の安全」検査を9月1日から11月30日まで実施する。

対象船舶は管内の港に寄港する外国船舶で、漁船などの関連条約が適用されない船舶は対象外。船舶に搭載の航海設備(機器)が国際規則の機能要件を満たし適切に保守管理されているか、乗組員が機器の操作に習熟しているかなど、あらかじめ定められた質問票に基づいて検査を行う。