九州運輸局、9月から外国船舶の集中検査実施

ロジスティクス九州運輸局は27日、東京MOUに基づき9月1日から3か月間、管内で外国船舶の集中検査を実施すると発表した。

検査は管内の港に寄港する外国船舶を対象とし、東京MOU域内で検査が実施された船舶は対象から除外する。欧州でも同様の集中検査が行われる。

東京MOUは、アジア・太平洋地域でポートステートコントロール（PSC）の実効性を確保するため、PSCの標準化、域内協力体制の強化を目的として、1993年12月に東京で覚書として採択されたもの。覚書には現在、アジア・太平洋地域の19の国・地域が参加しており、事務局は東京に置かれている。