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GLP、大阪府寝屋川市で2.7万m2の物流施設開発

2016年9月12日 (月)
GLP、大阪府寝屋川市で2.7万m2の物流施設開発

拠点・施設空白

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は12日、大阪府寝屋川市に複数企業が利用する汎用型や1社専用型のどちらにも対応する延床面積2万7000平方メートルの物流施設「GLP寝屋川」を開発すると発表した。総開発コストは50億円で、2017年春に着工し、18年春の竣工を目指す。

開発地は大阪都心部まで14キロの内陸部に位置し、新国道1号線、外環状線といった幹線道路へアクセスしやすい。第二京阪道路寝屋川南ICから1.8キロ、寝屋川北ICから2.8キロと近いため、近畿自動車道や中国自動車道を利用して関西圏全体を網羅する広域物流拠点にも適している。JR片町線忍ヶ丘駅から1.2キロと市街地にも近いことから、労働力を確保しやすい利点もある。

施設は地上4階建てで、1階にバースを配置した計画を想定。1社の要望に合わせた専用施設向け、マルチテナント型施設のどちらにも対応できるように開発計画を進めている。

GLPでは「関西内陸部の物流マーケットは、企業の物流施設に対する潜在的需要があり、GLPが吹田市に開発中のGLP吹田でも着工前にアスクルの全棟利用が決定している」と需要の強さを強調している。

■施設概要
施設名:GLP寝屋川
所在地:大阪府寝屋川市小路南町
敷地面積:1万3000平方メートル
延床面積:2万7000平方メートル
構造:鉄骨造
着工:2017年春
竣工:2018年春