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丸二倉庫、アパレル物流拠点にGLP新施設全棟利用

2017年7月6日 (木)
空白

ロジスティクスグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は6日、大阪府寝屋川市で新たな物流施設「GLP寝屋川」の建設に着工したと発表した。丸二倉庫がアパレルメーカーのアーバンリサーチ向け物流を受託し、全棟利用することが決まっている。

丸二倉庫は配送拠点としての立地、BCP・環境配慮の観点から、アーバンリサーチの全国配送向け物流拠点として活用することを決めた。起工式には丸二倉庫の湯川秀男社長、アーバンリサーチの竹村幸造社長、設計・施工を担当する竹中工務店の近藤泰正常務執行役員らが参列し、安全を祈願した。

2018年4月の竣工を目指すGLP寝屋川は地上4階建て、鉄骨造、延床面積2万7000平方メートルの物流施設で、大阪都心部まで14キロの内陸部に位置する。新国道1号線、外環状線などの幹線道路に接続しやすく、第二京阪道路寝屋川南ICから1.8キロ、寝屋川北ICから2.8キロと近畿自動車道、名神高速道路、中国自動車道を経由して関西全体や全国への広域配送にも適している。

施設は労働環境を向上させる観点から空調設備を設けるほか、大型シーリングファン「ビッグアスファン」を併設。屋根材に高反射色を採用し、最上階の室温の低温化を図るとともにハイサイドライトを設置し、外からの光を採り入れる。

BCP対策としては、非常用発電機を装備し、非常時に井戸水を利用してトイレ洗浄や事務所の一部に電気供給するのに加え、GLPとして初めて倉庫エリアの一部にも電気供給する。

■施設概要
施設名:GLP寝屋川
所在地:大阪府寝屋川市小路南町
敷地面積:1万3000平方メートル
延床面積:2万7000平方メートル
構造:鉄骨造
着工:2017年7月