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ジェトロ、韓進海運破綻受け増える相談事例公開

2016年9月12日 (月)

話題日本貿易振興機構(ジェトロ)は12日、輸出入者やフォワーダーから韓進海運の経営破綻に関連する相談が増加していることを受け、これまでの相談事例から国際ルールなどに基づく一般的な考え方をまとめた。

韓国の海運最大手・韓進海運は8月31日、ソウル中央地裁に日本の会社更生法に相当する法定管理手続きの開始を申請し、経営破綻。世界各地で同社船舶の差し押さえや入港拒否が発生し、ジェトロ貿易投資相談課には関係する輸出者、輸入者、フォワーダーなどからの相談が増加しているという。

ジェトロのまとめでは「売主と買主の責任範囲」「今回の事態で貨物海上保険は適用されるか」「差し押さえられた船舶から貨物を引き取ることができるか」「国際複合運送でのフォワーダー、NVOCCの運送責任」「今実際に行われている改善措置や今後検討がなされていること」を取り上げ、一般的な考え方やどこに相談すべきかなどを示している。

■ジェトロのまとめ
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2016/e6c23ae90a86b92e.html