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20日から万国郵便会議、業務理事会議長国に立候補

2016年9月20日 (火)

ロジスティクス万国郵便連合(UPU)は9月20日から10月7日まで3週間かけ、トルコ・イスタンブールで全加盟国(192か国)の代表が重要事項を審議する「万国郵便大会議」を開催する。

日本からは総務省、外務省、日本郵便などで構成する代表団が出席。4年に1度開催される同会議では、UPUの活動方針、文書改正などを決め、理事国を選出する。日本は現在、管理理事会と郵便業務理事会の理事国であるとともに、郵便業務理事会の議長国を務めている。

26回目となる今回は、向こう4年間のUPUや加盟郵便事業体の活動方針となる「イスタンブール世界郵便戦略」を採択し、加盟国の関係閣僚、規制機関の長、国際機関の長らが一堂に会し、郵便セクターが直面する戦略的課題などについて議論する「閣僚級会合」を行う。

また各国の郵便事業体間で支払う国際郵便物の配達費用に対する補償金(到着料)の料率や、国際郵便のセキュリティ対策を審議する。

選挙は管理理事会、郵便業務理事会の理事国選挙、郵便業務理事会の議長国選挙などが実施されることになっており、日本は両理事会の理事国選挙、郵便業務理事会の議長選挙に立候補している。