ロジスティクス日本郵船は16日、グループ会社のNYKグループ・サウスアジア社(シンガポール、NGSA)とNYKバルクシップ・アジア社(シンガポール、NBアジア)が、シンガポール海事港湾庁(MPA)主導の環境宣言「マリタイム・シンガポール・グリーンプレッジ」に署名したと発表した。
グリーンプレッジは、シンガポール海運界の環境負荷低減の取り組みへ参画することを宣言するもので、今月12日にセレモニーが開催され、主な海事機関・企業15社が参加した。
MPAは昨年4月、海運や関連活動による海洋汚染の削減、シンガポールでの環境保護を実現するプログラム「マリタイム・シンガポール・グリーンイニシアティブ」を立ち上げ、「グリーン・シップ」「グリーン・ポート」「グリーン・テクノロジー」の3部門を設定。
昨年12月に、NBアジア社保有のシンガポール籍石油製品タンカー3隻が、グリーン・シップ・プログラムで「優れたエネルギー効率設計指標(EEDI)を持つ船」として、アジア船社で初めて認定された。