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SBI、インドネシアにEC決済・インフラ会社設立

2012年1月17日 (火)

ロジスティクスSBIホールディングスは16日、100%子会社のSBIベリトランス(東京都港区)、ネットプライスドットコム(東京都品川区)の2社が、インドネシアで不動産・IT事業を展開するミッドプラザグループと提携し、現地でEC決済、ECインフラ事業を提供する新会社、「PTミッドトランス社」を設立すると発表した。

 

インドネシアの人口は2億3800万人を超え、平均年齢も28.2歳と日本の44.8歳と比べて若く、多くの潜在インターネットユーザが存在するといわれている。また、インターネット普及率は12%を突破しており、今後5年間で60%まで成長する見込みとなっていることから、数多くの企業がインドネシアのEC市場へ参入するとみて、「現地での高度なEC関連サービスへの需要が高まる」と判断した。

 

そこで、国内で1990年代からEC関連インフラサービスを提供し、数年前からアジアEC市場で事業を展開しているSBIベリトランス、ネットプライスドットコムが、インドネシアで不動産・IT事業を展開するミッドプラザグループと提携し、現地でEC関連サービス事業会社を設立することにしたもの。

 

今回の提携により、SBIベリトランス、ネットプライスドットコムが培ってきたEC技術、ミッドプラザグループのインドネシアでの事業基盤を組み合わせた事業を展開することが可能となる。今後、新会社はインドネシア国内企業や日系・外資系企業のインドネシアEC市場への進出を支援していく。