イベント全日本トラック協会(全ト協)は24日、「第48回全国トラックドライバー・コンテスト」を開催し、総合得点1位となった日立物流南関東神奈川輸送営業所の井上誠氏(4トン部門・神奈川県代表)が内閣総理大臣賞を獲得したと発表した。
ことしは都道府県トラック協会の地区大会を勝ち抜いてきた142人のうち女性21人のドライバーが参加し、22日から23日にかけて法規、構造機能、運転常識などの学科競技と運転技能・点検といった実科競技が行われ、トラックドライバー日本一を競った。
このほか、11トン部門優勝が日本通運倉敷支店東鉄事業所の平岡誠次氏、トレーラ部門優勝が日本通運中京コンテナ支店名古屋コンテナセンターの石神孝信氏、女性部門(トラガール)中央エース物流厚木営業所の松本恭子氏――がそれぞれ優勝した。
全国トラックドライバー・コンテストは、全日本トラック協会が主催し、内閣府、国土交通省、警察庁と自動車安全運転センター、全日本交通安全協会、日本自動車整備振興会連合会の後援を得て、1969年から毎年開催しているもの。
(写真左から、11トン部門優勝の平岡誠次氏、4トン部門優勝の井上誠氏、トレーラ部門優勝石神孝信氏、女性部門優勝の松本恭子氏)