郵船ロジ、ミャンマー･ティラワ経済特別区に新物流拠点

拠点・施設郵船ロジスティクスは26日、ミャンマー・ティラワ経済特別区（SEZ）に建設する、4温度帯対応の多機能型物流施設の起工式を18日に行ったと発表した。2017年7月の稼働を目指す。

物流施設はヤンゴン近郊のティラワSEZ内に位置しており、敷地面積3万平方メートルに6300平方メートルの建物を建設する。施設内には冷蔵・冷凍エリアも設け、マイナス20度、プラス5度、プラス15-20度の定温、常温まで合わせて4温度帯の保管が可能。

また、完成車蔵置用のヤードも完備しており、車両保管、完成車の納品前点検・補修・部品補給サービス、通関手続きなど完成車物流サービスも行う。タイとミャンマー間のクロスボーダー輸送ではミャンマー側の拠点として活用し、幅広い保管・配送方法などを提案する。

起工式には三菱商事の井土光夫ミャンマー総代表や郵船ロジスティクスミャンマーの野嶋保彦社長らが参列し、工事の無事と安全を祈願した。

■新物流施設概要
名称：ユウセンロジスティクスティラワ
所在地：ミャンマー・ヤンゴン
敷地総面積：3万平方メートル
倉庫面積：6300平方メートル、うち冷蔵エリア200平方メートル、冷凍200平方メートル、定温200平方メートル
完成車蔵置ヤード：2000平方メートル
稼働予定日：2017年7月