ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トランコム・中間、既存客の物量減響き営業減益

2016年10月31日 (月)

ロジスティクストランコムが10月31日に発表した9月中間決算は、最終利益が35.7%の増益となったものの、本業のもうけを示す営業利益は8.7%の減益となった。物流業務を荷主から受託するロジスティクスマネジメント事業で一部拠点業務の縮小や既存拠点の物量減が響いた。

荷物とトラックのマッチングを中心とした物流情報サービス事業は、貨物情報の取得に向けて営業強化を進め成約件数が増加したものの、顧客の幹線輸送業務終了と相殺し、0.4%の増益にとどまった。

通期は売上高1316億8000万円(4.3%増)、営業利益59億3000万円(1.4%減)、経常利益57億8000万円(3.4%減)、最終利益42億6000万円(17.1%増)を見込む。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
64,6304.5%32,9706.0%
営業利益
2,460-8.7%3.8%1,122-20.4%
経常利益
2,373-11.5%3.7%----
当期純利益
2,10835.7%3.3%----

トランコム