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日新・中間、輸出入貨物の減少受け減収減益

2016年11月7日 (月)

ロジスティクス日新の9月中間決算(7日発表)は、国内輸出入貨物の減少や海上運賃の下落を受け、減収減益となった。

米州、アジア向け海上貨物が自動車部品、完成車輸出、食品関連貨物の輸入取り扱いが順調に推移したものの、ほかは全般的に輸出入貨物の取り扱いが減少し、海上運賃の下落もあって減収要因となった。

航空貨物は中国、アジア向けを中心に自動車部品、雑貨、設備のスポット案件の輸出が増加。食品関連、自動車部品、秋冬物アパレルの輸入も堅調に推移したが、航空運賃の燃油サーチャージ減少が売上に影響した。国内倉庫では、輸入食品関連や輸出用中古建機の保管が収益に寄与した一方、港湾関連では船社再編で寄港回数が減少したほか、中国航路でも景気減速の影響で取扱量が減少傾向を辿った。

中国では、航空輸入や内需品の倉庫保管業務、国内配送業務などが伸長したが、航空輸出の取り扱いは低調に推移した。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
96,744-6.6%48,397-8.8%
営業利益
2,347-16.8%2.4%1,053-26.1%
経常利益
2,536-14.2%2.6%----
当期純利益
1,797-8.1%1.9%----

日新