ミネルヴァHD、国際物流構築へ上海に供給拠点開設

拠点・施設ミネルヴァ・ホールディングスは30日、中国上海市にEコマース事業などのバックヤード拠点を開設するため、現地に子会社を設立すると発表した。

ミネルヴァHDは、昨年6月14日に世界17か国で約700店舗のスポーツショップを展開し、18種類のパッションブランド製品の製造、販売を展開する欧州のオキシレングループと業務提携を行い、オキシレン保有の自社ブランドの優先的販売権を取得した。

パッションブランド製品は、ミネルヴァHDが取扱う他製品に比べて売上総利益率が高いことから、Eコマース事業を柱としたセールスプロモーションを推し進めることで、収益向上につなげる。

中国現地法人を設立することにより、バックヤード業務の拠点を中国に置き、パッションブランド製品を含めた同社グループが取扱う製品の国際物流ネットワークを構築。日本国内への製品供給の効率を高めるとともに、高い生産性を確保する。

現地法人は上海の外高橋保税区を所在地としており、同社では「将来的にはアジア地区を含めた海外展開を推進していく」としている。