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ミネルヴァHD、中国EC事業に欧州・中国の2社が追加出資

2012年6月27日 (水)

ロジスティクスミネルヴァ・ホールディングスは27日、中国でEC事業を展開する上海ナチュラムが、欧州と中国の2社から資金を調達すると発表した。これにより、上海ナチュラムはミネルヴァHDの連結子会社から持分法適用会社へ移行する。

 

上海ナチュラムは2011年6月、中国最大のインターネットショッピングモール「天猫(旧淘宝商城)」で本格的な事業展開を開始し、日本製釣具用品ブームの影響もあって、ルアー製品を中心にアウトドア&フィッシング市場でシェアを拡大しつつある。

 

上海ナチュラムの現在の持分比率は、ミネルヴァHDが98%、上海光前国際貿易有限公司が2%となっているが、今回の契約により、提携関係にある欧州オキシレングループの中核会社、デカトロン社が51%を2段階に分けて取得する。

 

これに合わせて上海光前も追加出資を行い、持分比率を4%に引き上げるため、増資後の上海ナチュラムの出資比率はデカトロン社が51%で筆頭株主となり、ミネルヴァHDが45%、上海光前が4%と3社の合弁会社となる。これにより、上海ナチュラムの資本金は現在の7500万円から1億6333万円に拡充される。