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ミネルヴァHD、日中関係悪化で物流ルート見直し

2012年12月17日 (月)

話題ミネルヴァ・ホールディングスは17日、連結子会社の普利米庭(上海)国際貿易を年内に解散すると発表した。

普利米庭(上海)国際貿易は、ミネルヴァHDが2011年6月に欧州・オキシレングループから優先的販売権を取得したことを受け、パッションブランド商品の輸入販売を行うため、物流のバックヤード拠点を上海市に置き、日本へのスムーズな商品供給を目的としてことし2月に設立した。

当初の計画では上海市を物流拠点とした商品供給を目指していたが、日中関係の悪化などから、「設立当初に予測し得うることのできなかった諸問題」が発生し、商品供給に支障をきたすようになったという。

このため、ミネルヴァHDはオキシレングループと協議し、物流ルートの見直しを図り、中国以外のアジア圏からの輸入ルートを利用することで効率的な物流体制を確立できると判断。

これに基づき、中国のみを主体とした普利米庭(上海)国際貿易を早期解散し、新規物流ルートからオキシレングループの商材を供給することにした。