産業・一般三菱商事は14日、同社傘下でレンタル事業を手がけるニッケンとともに、タイのクレーンレンタル最大手「TSKクレーンサービス」と設立した合弁会社「TSKダイヤモンドレンタル」が移動式クレーンのレンタル事業を本格的に開始した、と発表した。
TSKダイヤモンドレンタルは、三菱商事35%、レンタルのニッケン5%、TSK社60%の出資比率で、300台とタイ国内最大規模の保有クレーン台数で事業をスタートさせた。
TSKの強固な国内基盤と三菱商事がASEAN域内に広げるネットワーク、プラント建設プロジェクトで得た知見を活用し、将来的にはレンタル・アフターサービスに強みをもつニッケンの支援を得て、クレーン以外の建設機械のレンタルサービスも開始する方針。