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【四半期決算】日本石油輸送1Q、全部門で回復基調

2010年8月6日 (金)

財務・人事【平成23年3月期第1四半期連結業績】
社名:日本石油輸送
売上高:72億200万円(6.8%増)
営業利益:1億2300万円(前期は1億円の損失)
経常利益:1億9400万円(前期は5700万円の損失)
四半期損失:200万円(前期は8700万円の損失)

 

鉄道輸送事業は、石油部門で暖房用途として灯油の輸送が増加したほか、期間を通じてガソリンや軽油の輸送も堅調に推移。化成品部門も景気回復に伴い国内輸送需要に改善がみられ、新規顧客開拓に向けISOコンテナを中心とした販売活動に注力した。

 

LNG(液化天然ガス)部門も暖房用途としての消費が伸び、都市ガス原料用の輸送が増加したほか、主要顧客の需要拡大を受け、産業用の輸送も堅調に推移した。コンテナ部門は、天候不順で野菜類の輸送が減少したが、化学工業品輸送などが増加した。高断熱冷蔵コンテナ(スーパーUR)の販売強化に努め、輸送数量の拡大を図った。

 

自動車輸送事業では、石油部門で一部顧客に需要減がみられるものの、全般的には灯油やガソリンなどの輸送が堅調に推移したため、輸送数量は前年度並みとなった。

 

高圧ガス部門は、電気機器・自動車関連などの製造業の生産拡大を受け、各輸送品目とも好調に推移。化成品部門も主要輸送品目の輸送数量も上向きつつあり、低迷が続いていた国内輸送需要に改善の兆しがみられた。