ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本とペルー、12月2日まで物流セキュリティ共同実験

2016年11月22日 (火)

国際総務省は12月2日までの日程で、ペルーの物流最大手「ランサ社」の物流センターで同国運輸通信省と共同の施設セキュリティ実験を行う。一部既報。

カヤオ港周辺の物流施設入り口でセキュリティを高めるため、顔認証とナンバープレート認証を用いたアクセスコントロールの有効性を検証するもので、センター入り口に顔認証用とナンバープレート認証用のカメラ2台を設置し、入庫するトラックのナンバーとドライバーの顔をデータベースに照合、入場可否をドライバーに知らせる。

この実験により、顔認証、ナンバープレートの認証の照合精度・スピード、適切なカメラ位置、確度、距離、日光、夜間などの違いによる明るさ、光の影響を調べるほか、トラックセンターにおける「アクセスコントロールプロセス」への生体認証・ナンバープレート認証活用の有効性を検証。時間、人員数など導入前後で改善された点の洗い出しや導入に向けた留意点の考察を行う。