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アピックヤマダ、取引先撤退でタイ工場を閉鎖

2012年2月2日 (木)

話題半導体後工程用製造装置などを製造するアピックヤマダは2日、タイで昨年10月に発生した大規模洪水により水没などの被害を受けて操業停止中の連結子会社「アピックヤマダタイランドカンパニー」を閉鎖したと発表した。

 

子会社は昨年10月9日に建物・設備や在庫が水没被害を受け、同日から操業を停止。11月末にはロジアナ工業団地内の排水が完了したが、多額の復旧費用が想定され、工業団地内の主力取引先が閉鎖を決めたことから「事業継続は困難」と判断、12月26日に閉鎖した。

 

同社は子会社の閉鎖に伴い、被災した固定資産、たな卸資産、操業停止中の固定費など5億7300万円を「災害による損失」とし、工場閉鎖関連費用1億4400万円を「工場閉鎖損失」として、合わせて7億1700万円を特別損失に計上する。