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楽天、宅急便送り状発行システムと連携開始

2012年2月2日 (木)

ロジスティクス楽天は2日、「楽天市場」の店舗向け運営システム「RMS(楽天マーチャントサーバー)」とヤマト運輸の「送り状発行システム/B2Web」とのデータ連携を13日から開始すると発表した。

 

これにより、楽天市場の出店店舗は、宅急便の送り状を手間なく作成することができ、商品を購入したユーザーは、商品の配送状況を簡単・確実に確認できるようになる。

 

これまで、出店店舗が宅急便などの送り状を発行する際には、RMSの受注情報をヤマト運輸が提供する送り状発行ソフトに入力し直して印字したり、複写式の送り状に手書きするなどの作業が発生していた。ユーザーにとっても、商品の配送状況を確認する場合、購入店舗から案内される送り状番号をヤマト運輸のサイト上で入力し、確認する必要があった。

 

RMSとB2Webのデータ連携により、わずらわしい送り状の作成作業などが軽減され、出店店舗の作業効率改善の支援、ユーザーの利便性向上を実現する。

 

データ連携は、出店店舗がRMSの画面上で送り状を発行したい受注情報を選択し、出荷予定日や配達予定日などを入力し、B2Web画面に推移。そこで送り状発行のボタンを押すだけで、送り状発行が完了する。

 

この連携機能を出店店舗が利用すると、ユーザーが商品を購入した際に付与される注管理番号と、宅急便の送り状番号が自動的に紐付けされるため、ユーザーは、購入履歴ページで簡単に配送状況を確認できるようになる。

 

これにより、出店店舗はRMSの受注情報データを、専用ソフトに打ちかえたり、手書きをすることなく宅急便の送り状が発行できるようになるため、出荷にかかわる作業時間の時間を削減できるほか、受注管理番号と送り状番号を自動で紐付けされるため、出荷後の配送状況の確認が容易になるメリットがある。

 

出店者が同サービスを利用するには、ヤマトビジネスメンバーズの無料登録を行い、連携に必要なパスワードを取得し、RMS画面で取得したパスワードを含む必要情報を登録するとデータ連携が開始される。

 

対象となる送り状は、クール宅急便を含む宅急便発払い、宅急便コレクト、クロネコメール便、クロネコメール便速達サービスで、宅急便タイムサービス、宅急便着払い、国際宅急便は対応していない。