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ZMP「CarriRo」17社が実証実験に参加

羽田空港で15日からロボティクスラボがスタート

2016年12月14日 (水)
羽田空港で15日からロボティクスラボがスタート2
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話題羽田空港を管理・運営する日本空港ビルデング(東京都大田区)は14日、”オール羽田”の取り組みとして「ハネダロボティクスラボ」を設置し、ロボットの技術検証を目的に羽田空港でプロトタイプを含むロボット製品の実験導入を行う「羽田空港ロボット実験プロジェクト2016」の参加事業者17社が決定したと発表した。

このプロジェクトは、経済産業省「ロボット導入実証事業」を活用し、政府が進める「改革2020」プロジェクトの実現に向けた取り組みの一つとして国土交通省、経済産業省と連携して実施するもので、9月から参加事業者を公募していた。

羽田空港で15日からロボティクスラボがスタート12月15日から清掃ロボット、来年1月10日から移動支援ロボット、同月24日から案内ロボットの実証実験を行う。このうち、移動支援ロボットのカテゴリーではZMPの「CarriRo」(キャリロ)が決まった。このロボットは、作業員の負荷を軽減するドライブモード、作業員を自動で追尾するカルガモモードを搭載した台車型物流支援ロボットで、今回の実証実験では空港従業員の業務活用として、物販店舗への商品搬入作業などへの用途価値検証を行う。また、将来的に空港利用者の荷物の搬送補助などへの活用も視野に入れた初期の検証を行う。

3つのカテゴリーそれぞれで選ばれた事業者は次の通り。

■参加ロボットと事業者
清掃ロボット(4社):F.ROBOCLEAN(フィグラ)、ROBO Cleaper(中西金属工業)、SE-500iXII(アマノ)、Windowmate(NGP-FOTEC)
移動支援ロボット(5社):CarriRo(ZMP)、INMOTIONR1EX(A.M.Y.クリエイティブ)、TUG(匠)、UNI-CUBβ(本田技研工業)、WHILL NEXT(WHILL)
案内ロボット(8社):Airport Concierge CAIBA(インディ・アソシエイツ)、Double2(BRULE)、EMIEW3(日立製作所)、MINARAI(Nextremer)、Pepper(ソフトバンクロボティクス)、SQ-1H(SEQSENSE)、Reborg-X(ALSOK綜合警備保障)、RoBoHoN(シャープ)