調査・データドローン専門の人材紹介などを手がけるスカイウィングス(東京都新宿区)は5日、ドローンをめぐる2016年のできごとをまとめ、そこから課題や兆候を抽出し「2050年に予想されるドローン未来図」を作成したと発表した。
同社が「ドローン産業へ深く携わり大きく変化した1年だった」と振り返るように、16年は国内外でドローンが大きく進化した一方、課題やさまざまな「兆候」がみられた。
「ドローン未来図」では、人流・物流・警備・農業・建築・海洋・上空・空撮・レースに分け、それぞれの分野でどんな発展を見せるのかを示す。物流分野では国内で楽天が、世界ではアマゾンがドローンによるサービスを一部開始したが、こうした兆候を捉えて「2050年にはドローンを利用した物流像がこのようになる」という姿を描き出す。特に、物流量が増えてヤマト運輸や佐川急便などの宅配事業者にとって不在配達や過剰な物流が大きな課題になっている点には着目したという。
未来図はドローンに携わる専門家や企業と協力し、継続的に更新する。
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