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プロロジス、国内全開発物件でLCA算定を開始

2026年2月18日 (水)

拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は18日、国内で開発する物流施設を対象に、ライフサイクルアセスメント(LCA)の算定を原則すべての新規開発物件で実施すると発表した。あわせて、2025年に取りまとめたLCA算定結果を初めて公表した。対象は24年12月に完成した「プロロジスパーク古河6」以降の物件で、物流施設の建設から解体までを含む環境負荷を定量的に把握する。

▲「プロロジスパーク古河6」外観(出所:プロロジス)

LCAは、原材料調達、建設、運用、解体・廃棄までの各段階で発生するCO2などの環境負荷を評価する手法。とくに従来は把握が難しかった建設段階の排出量を可視化できる点が特徴だ。算定には国際規格に対応したソフトウエア「One Click LCA」を用いた。

同社は計画時と竣工時の2段階で算定を行い、着工前に想定した標準仕様の排出量を下回ることを基本方針としている。建設段階(A1-A5)では10%削減を目標に掲げ、資機材の選定や施工方法の見直しを標準施策として組み込んでいる。2025年に算定した3施設では、プロロジスパーク古河6で17%、プロロジスパーク岡山で10%、プロロジスパーク八千代2で6%のGHG(温室効果ガス)排出量削減を達成した。

▲プロロジスパーク岡山

▲プロロジスパーク八千代2

国土交通省は建築物LCAの制度化に向けた検討を進めており、1月には中間取りまとめを公表。同社の取り組みは、制度化を見据えた先行事例と位置付けられる。

プロロジスは2040年までに、スコープ1・2・3を含むバリューチェーン全体で温室効果ガス排出ネットゼロを目指している。LCAの導入は、設計段階から排出削減を組み込むグローバル方針の一環であり、今後も国内物流施設の標準プロセスとして定着させる構えだ。

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