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凸版印刷、自動認識システム用入出力機器制御ツールを発売

2010年8月9日 (月)

サービス・商品凸版印刷は自動認識システム用の入出力機器を制御するツール「オートIDライブラリ」を開発し、今月初旬から販売を開始する。対応機器の複数導入や切り替えを前提とした機器制御ツール。

 

オートIDライブラリを導入することで、機器間の開発仕様の違いを意識せずに、現在使用している機器に最新機種を追加して併用できるほか、自動認識機器をバーコードリーダから新しくICタグリーダ・ライタに替えたり、同じバーコードリーダでもA社製からB社製へ機種変更したりといったことが容易になる。

 

同社では、複数の機器の新規導入時や機器切り替え時にオートIDライブラリを導入することで、機器を個別開発する場合と比較して、開発コストの約70%を削減することが可能になる、としている。国内で販売されている主な据置型UHF帯ICタグリーダ・ライタに対応済みのため、導入企業はすぐに使用することができる。

 

初期導入費用は25万円(機器1台分のライセンス費用を含む)で、2台目以降は1台に付き5万円(税別)。自動認識システムを導入する企業、システムインテグレーターなどへ幅広く提案を行い、今年度20件の採用を目指す。