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仏CMA-CGM、シンガポールに船舶運航指揮拠点開設

2017年1月17日 (火)
仏CMA-CGM、シンガポールに船舶運航指揮拠点開設01
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ロジスティクス仏船社のCMA-CGMは16日、シンガポールのAPL本社内にナビゲーション&ポートオペレーションセンターを開設したと発表した。自社グループ船の運航効率を高めるために設置したものだが、センターの開設は同社のシンガポールに対する関与を強化するものになるとしている。

シンガポールのナビゲーション&オペレーションセンターは、同社が運航する500隻以上のコンテナ船の運航を指揮する拠点として、最新の支援ツールを活用して週7日間、毎日24時間にわたって幅広い航海気象、地理情報をカバーする。

同社は仏マルセイユの本社と米国マイアミオフィスにも同様の拠点を運営し、それぞれ欧州と米国のタイムゾーンをカバー。新拠点はアジア時間帯に特化したサービスを提供する。

所属スタッフは船舶の運航速度、海流、天気予報、交通量の多いエリアに関するライブ情報を分析・評価予測し、同社運航船の運航リスクを減らす権限が与えられる。