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東洋紡、インドにエンプラ事業の新会社

2017年2月8日 (水)

荷主東洋紡は7日、インドにエンジニアリングプラスチック(エンプラ)事業の現地法人を設立すると発表した。

同社のエンプラ事業は自動車向けを中心に、国内外でエンプラ樹脂を販売。今回設立するインド拠点は、同社エンプラ事業として13番目の海外拠点となる。これまで納入先の自動車部品メーカーの海外進出に合わせ、海外12か所に拠点を設け、現地で営業対応を行ってきた。

インドでは2016年にエンプラ樹脂の現地生産を開始し、営業対応はタイから行っていたが、自動車部品の現地生産、現地調達が進む中、顧客から素早くきめ細かい営業対応が求められ、同社の現地進出を求める声もあって「17年以降に期待されるインド市場での需要拡大」も視野に入れて設立を決めた。

新会社はデリー近郊のハリヤナ州グルガオン市に設立し、同国でエンプラ樹脂の生産・販売の管理、品質保証を行う。