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秋田の運送会社が事業停止、巡回指導の悪評価端緒

2017年2月20日 (月)

行政・団体東北運輸局は20日、運転手に乗務時間基準を著しく順守させていなかったなどとして、秋田県横手市の運送会社「秋田東松企業」に3月22日から30日間の事業停止を命じるとともに、安全確保命令を出したと発表した。

適正化実施機関を兼ねる秋田県トラック協会が同社に対して巡回指導を行った際の「評価が悪かった」と通報したことを受け、秋田運輸支局が昨年6月に横手市の本社営業所を監査。

この結果、(1)乗務の前後に中間点呼を実施していなかった(2)点呼の規定事項の記録を適切に行っていなかった(3)乗務など規定事項の記録を適切に行っていなかった――など、8項目にわたる貨物自動車運送事業法・関連法令違反を確認。30日間の事業停止、延べ40日間の車両使用停止、安全確保命令、文書警告を発した。