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ヤマト、ベトナムで保冷小口配送担う合弁会社設立

2017年3月1日 (水)

ロジスティクスヤマトホールディングスは2月28日、東南アジア地域統括会社ヤマトアジアとベトナムの物流企業「BA SAU NAMトレーディングロジスティクス」(365エクスプレス)が、ベトナム国内で保冷小口配送サービスを提供する合弁会社を設立すると発表した。

ヤマトグループは2010年にシンガポール、11年にはマレーシア、17年1月にはタイで宅急便事業を開始するなど、ASEAN各国での小口配送ネットワークの拡充を進めてきた。一方、365エクスプレスはベトナム国内で運送事業、通関事業、貿易事業、レストラン事業、小売業、不動産事業を展開する365グループの運送事業、通関事業を担っており、日本食材の輸入通関、日本食レストランへの配送などを展開している。

ヤマトアジアが51%、365エクスプレスが49%出資して合弁会社を設立する。365グループのベトナム国内での配送ノウハウと貿易物流機能に、ヤマトグループが日本で培った保冷配送のノウハウを組み合わせ、同国内での事業展開を進める。

合弁会社では、ベトナム・日本からベトナム国内向けの生鮮品や日本食材などの保冷小口配送事業を展開する。8月に設立し、9月をメドに事業開始を目指す。

■合弁会社概要
社名:Yamato365Express
設立:2017年8月
事業開始:2017年9月
出資比率:ヤマトアジア51%、365トレーディングロジスティクス
事業内容:ベトナム国内の保冷小口配送事業など